♥ 新潟土産

先日の新潟土産の続きです。

愛の前立（まえだて）


２００９年のＮＨＫ大河ドラマ「天地人」の
主人公　直江兼続ゆかりの銘菓なのだそうです。

直江兼続公の兜の前立に「愛」の一字を用いているところから
名前をつけた一粒栗まんじゅうです。


左が白あん、右は黒あん

大きな栗がごろっと入ってます。


上品な甘さのまんじゅうで、
大きな栗が入っているのでボリュームがありますよ。

与板城城主直江兼続公は、上杉謙信の死後
再び乱れた越後を上杉景勝の家老として、
その統一に活躍した武将です。
与板城主時代、戦いのなかったのは２～３年にすぎず
戦法は緻密であざやかで、越後の治安のため尽力しました。
戦闘には食料の確保が大切で
時には山野の自然食を集め戦いをしました。
そんな兼続公を偲び、栗を入れおいしく仕上げ
作られたのが、この「愛の前立」なのだそうです。

与板城は、兼続の妻・お船の実家である直江家の本拠です。
城は与板市街の南西にあり、比高８０ｍ程度の低めの山城ですが、
本丸を中心に北東方向から南西方向へと
鳥の翼のように曲輪が広く配されています。
直江氏は直江津にその名を残しますが、
いつの頃から与板（現新潟県長岡市与板町）に領地を得、
当初は本与板城を本拠とし、後により便利の良い与板城に移りました。
当時の与板は信濃川沿いの水運の拠点であり、
日本海経由で直江津に至ることもできる
水上交通の要衝だったそうです。


兼続公の奥方お船にちなんだ銘菓
「城山のお船の方」も人気があるそうですよ。

大河ドラマの舞台になり、来年は新潟も盛り上がりそうですね




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